メニエール病

早期発見と治療が大切な病気です

メニエール病は命にかかわるほど危険な病気ではありませんが、早期発見と早期治療が大切な病気です。

発作を何度も繰り返すと精神的に不安定になるばかりか、悪化すればするほど治療が困難になり後遺症も残りやすくなるので、一刻も早く病院に行きましょう。

メニエール病ってどんな病気?

メニエール病とは、眩暈や耳鳴りや難聴などの症状が重なって起きる病気のことであり、確実な治療方法が無いため難病(特定疾患)に指定されています。

メニエール病は“メニエル病”や“メヌエル病”などとも呼ばれており、この病を初めて報告したプロスペル・メニエールというフランスの医師が名前の由来となっています。

激しい眩暈から始まる!

メニエール病にかかると、突如として激しい回転性の眩暈が発生します。
そして何度か眩暈を繰り返すうちに、耳鳴りや難聴などの症状も表れてくるのが特徴です。

眩暈と耳鳴りと難聴がこの病の代表的な症状ですが、他にも吐き気・嘔吐・耳塞感などを生じることがあります。

原因は内リンパ水腫です

メニエール病が起こる原因は、内リンパ水腫(すいしゅ)であることが判明しています。

内リンパ水腫とは、内耳にある内リンパに過剰な量のリンパ液が溜まってしまう病気のことであり、耳石がリンパ液の流れを邪魔するために起こるとされています。

過量なリンパ液は内耳神経を圧迫したり、三半規管や蝸牛などの器官の働きに影響を与えたりして、耳鳴り・難聴・眩暈といった症状を引き起こすのです。

罹りやすい年齢・性格・環境

メニエール病は30代から50代の人が罹りやすい病気であり、責任感が強く仕事熱心な性格の人は特に危ないと言われています。

またこの病は、季節の変わり目や天候が悪い時に発作が起こりやすい傾向にあるため、このような時期にはあまり無理をせず疲労を溜め込まないようにすることが大切です。

メニエール病は薬や手術で治療

激しい眩暈などの症状が表れたら、できるだけ早急に耳鼻咽喉科を受診しましょう。
治療薬には、過量のリンパ液を排出させる働きを持つイソソルビドという利尿剤や、内耳神経の機能を改善する働きを持つビタミン剤などがあります。

しかしこれらの投薬を行っても効果が表れない時には、内リンパ嚢解放術と呼ばれる手術が行われる場合もあります。

規則正しい生活で予防できます

メニエール病はストレスや過労の蓄積が原因で起こると言われている病気です。

罹らないようにするためには、バランスのとれた食事・十分な睡眠・休日には趣味を楽しむなど、普段から健康的な生活を送るように心掛けることが肝心です。

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