脳,病気

恐ろしい脳卒中は耳鳴りがサイン

耳鳴りを引き起こす脳の病気は、脳梗塞・脳出血・脳腫瘍つまり脳卒中です。

どれも脳の組織や血管に障害が起きるために発症するものであり、そのダメージは耳にまで及ぶことがあります。

耳鳴りが脳卒中を知らせるサインになることを知っておきましょう。

脳の血管が詰まる脳梗塞について

脳梗塞(のうこうそく)とは、脳細胞に栄養を運んでいる脳動脈が塞がってしまう病気のことです。

脳梗塞を引き起こす原因には脳血栓症と脳寒栓症の2つがあり、前者は動脈硬化による血管の閉塞のため、後者は心臓などにできた血の塊が脳動脈などの血管を詰まらせるために起こります。

脳梗塞の症状

脳血管症による脳梗塞の場合は、初めに立ちくらみや耳鳴りなどが発生してから一過性の意識障害が起こります。

なお脳寒栓症が原因の脳梗塞の場合には、意識障害や感覚障害などの症状が急激に起こるという特徴があります。

脳梗塞と耳鳴りの関係

耳鳴りの原因には、耳の周辺の血流が悪くなるというものがあります。

脳梗塞により血管が塞がると、耳の血管にも十分な血液つまり栄養が届かなくなってしまうので、聴力を司る耳の器官に障害が起きて耳鳴りが発症してしまうのです。

脳の血管が切れる脳出血について

脳出血(のうしゅっけつ)とは、脳の血管が切れて脳内で出血してしまう病気のことであり、血が溢れるという意味から昔は脳溢血(のういっけつ)とも呼ばれていました。

この病は高血圧症を患っている人が発症しやすい傾向にあります。

脳出血の症状

脳出血が起こると、頭痛や吐き気・眩暈などに突然襲われます。

出血場所や血種の大きさによりその後に表れる症状には個人差がありますが、意識障害や片麻痺などがよく見られるケースです。

脳出血と耳鳴りの関係

脳の血管にトラブルが発生して血流が悪くなると、耳に“ザーザー”という雑音が聞こえてくることがあります。

つまり耳鳴りは、血管の破裂つまり脳出血の警告であるかもしれないのです。

脳に腫瘍ができる脳腫瘍について

脳腫瘍(のうしゅよう)とは、脳の色々な場所に腫瘍ができる病気のことです。
遺伝子の変異が原因という説もありますが今のところは不明確です。

なお腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、一般的には悪性の腫瘍のことを「ガン」と呼んでいます。

脳腫瘍の症状

脳に腫瘍ができると、初めに頭痛や吐き気や嘔吐といった症状が起こります。

腫瘍ができた場所によってその後の症状は異なりますが、手足の麻痺や視力の低下、聴力障害などが代表的な例です。

脳腫瘍と耳鳴りの関係

脳腫瘍は、後頭部の下半分にある小脳橋角部(しょうのうきょうかくぶ)にできやすいという特徴があります。

ここに腫瘍ができると、小脳橋角部の近くにある内耳神経が通っている内耳道を圧迫してしまい耳鳴りが起きることがあります。

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