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どちらで治す?西洋薬と漢方薬

耳鳴りを治す薬には、大きく分けて漢方医学の漢方薬と西洋医学の西洋薬の2つがあります。

体質の改善という方向から耳鳴りを治療する漢方の薬と、直接の原因となっている病気に作用する西洋の薬には、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

漢方医学と漢方薬について

漢方医学について

漢方医学とは、さまざまな生薬を調合して作られた漢方薬を、病気の根本である体質異常の改善のために処方する医学のことです。

漢方の医学では、病気は体の一部分のみの異常ではなく、様々な要因が重なり合って体全体の機能のバランスが崩れたために起こるものであると考えています。

漢方薬について

漢方薬には、薬草や鉱物などの天然の生薬をほぼそのまま使用しているため、長期にわたって飲み続けても体への負担や副作用が少ないという特徴があります。

漢方薬には効果の表れが遅いというイメージがありますが、証(症状や体質などのこと)にぴったり合ったものであれば直ぐに効果は表れるので、諦めずに根気よく服用することが大切です。

耳鳴りに効く漢方薬

耳鳴りに効く有名な漢方薬といえば耳鳴丸(じめいがん)です。
耳鳴丸はその名の通り耳鳴り症状に特化した漢方薬であり、腎の働きを補う六味丸(ろくみがん)に植物である柴胡(さいこ)と鉱石である磁石(じせき)という生薬をプラスして作られています。

なお耳鳴丸は、耳鳴り以外にも腰の痛みや下半身のだるさを改善する効果があります。

西洋医学と西洋薬について

西洋医学について

西洋医学とは、病気の治療のために開発された科学的な薬剤を処方する医学のことです。

なお西洋医学では、病気や耳鳴りなどの症状は“身体のいずれかの部品の故障”により起こるものであると考えており、人の体はさまざま部品が集まって構成された言わば精密機械のようなものであると考えています。

西洋薬について

西洋薬には、簡単に言うと即効性があり効き目が強いという特徴があります。
ただし病因への作用がピンポイントかつ強力であるぶん、副作用を持つものが多いのが難点と言えます。

漢方薬に比べると危険性が高いので悪い印象を持つ人が少なくない西洋薬ですが、一概にその効果を否定することはできません。

なぜなら、突然発作が起きて命に係わるような症状をもつ類の病には、これらの効力が欠かせなという事実があるからです。

耳鳴りに効く西洋薬

耳鳴りの改善のために使われている代表的な西洋薬は、ビタミン剤・循環改善剤・精神安定剤などです。

ビタミン剤は神経の働きや血液の生成を助けるために、循環改善剤は耳鳴りの原因となっている血行不良を改善するために、精神安定剤は耳鳴りの原因の一つである自律神経の乱れを直すために用いられます。

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