老化,耳

どこが老化すると耳鳴りが起こるのか

耳の器官の老化が耳鳴りに繋がると言えば何となく納得がいくでしょう。
しかし、耳鳴りを引き起こす老化は耳の器官に限ったことではありません。

意外にも、耳とは程遠い所にある内臓の老化や、体中に蔓延っている血管の老化も耳鳴りに関係しているのです。
では、具体的には何という器官の老化がどのように耳鳴りを発生させるのでしょうか。

最も有力な蝸牛の老化説とは

耳鳴りの原因の一つとして老化が考えられていますが、その中でも音の受容器官である蝸牛の老化説が最も有力なようです。

蝸牛が老化すると、その内部にある有毛細胞の毛が減少したりラセン神経節が縮んでしまったりといった現象が起こります。

どちらも音の情報を脳に伝えるための大切な器官ですから、これらの機能が低下すると聴力が衰えて耳鳴りが起きると言われているのです。

腎臓の老化が耳に影響を与える?

漢方医学には、耳は腎臓の働きが特に関係しているという独特の考え方があります。

精の源である腎臓は経脈によって直接耳と繋がっているため、腎の衰えつまり老化はそのまま耳の老化に繋がります。
そして耳の器官の働きが低下すると耳鳴りの原因となるのです。

老化による血管障害が耳鳴りの原因?

耳鳴りの原因には老化による血管障害も考えられます。
血管障害とは、血管が弱くなったり詰まったりしてさまざまな病気の引き金となる障害のことです。

ではなぜ老化が血管障害を引き起こすのか、そのメカニズムを解説します。

しなやかな血管を作るケイ素とは

ケイ素は、骨を強くしたり血管を丈夫にしたりする効果を持つ栄養素です。

血管は酸素や栄養素を体中に運ぶ血液が流れている大事な場所であり、しなやかな血管を保ちいつまでも健康でいるためには、体内に十分なケイ素を取り入れなくてはならないのです。

老化がケイ素を不足させる?

ケイ素には、体内で吸収されにくいという難点があります。

そのためケイ素を多く含む食品を意識してたくさん摂取する必要があるのですが、加齢つまり老化により体の機能が低下すると摂取力が弱くなってしまいます。

もともと吸収率の悪いケイ素が老化によって更に吸収され難くなってしまうというわけです。

ケイ素の不足は動脈硬化のもと

動脈硬化とは、血液の通り道である動脈が硬化したり肥厚したりする状態のことです。

動脈は、健康であれば弾力性や柔軟性があって血流もスムーズですが、ケイ素が不足すると硬くなったり内側に脂肪が溜まったりして血行が悪くなります。

もしもこの現象が脳に血液を運ぶ動脈である脳動脈で起こってしまうと、耳鳴りや意識障害といった症状が表れる恐ろしい脳梗塞などを発症してしまうのです。

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