頭鳴り

頭鳴りは脳や耳の器官の異常?

耳鳴りとよく似ていて区別しにくいのが頭鳴りです。
どちらも同じようなものでしょうと思うかもしれませんが、明らかに頭で音がすると自覚できる場合は危険です。

脳の病気や耳の器官の異常が考えられるので、脳神経外科か耳鼻咽喉科を受診したほうが良いかも知れません。
ではもう少し詳しく頭鳴りの原因に迫ってみましょう。

頭鳴りとは何か

頭鳴りとは、頭の中や頭の周辺で音が鳴っているように感じる症状のことで、頭鳴(ずめい)や頭鳴症(ずめいしょう)とも呼ばれています。

頭鳴りの音は一時的に鳴る場合と持続的に鳴る場合があり、あまりに長く続くと不眠や食欲不振などに陥ることもあります。

頭のどこでどんな音が鳴る?

頭鳴りの音は、“カーン”という金属を叩くような音色である場合が多いのが特徴です。
頭鳴りがする場所は、後頭部や頭のてっぺん・おデコやこめかみ等さまざまです。

頭鳴りが発症すると、頭全体もしくは頭の片側だけが重く感じることがあったり、頭痛やめまいが生じたりすることがあります。

頭鳴りは脳か耳の障害が原因?

頭鳴りが起こる原因は耳鳴りと同じく、完全には解明されていません。

しかし現在は、脳の異常と耳の異常の2つが主な原因と考えられているようです。

脳の異常で起こる頭鳴りについて

頭鳴りの原因にはまず脳の障害が考えられます。
さらに原因となる脳の障害には2種類あるのですが、その内の1つは大脳の側頭葉にある聴覚野と呼ばれる部分の障害です。

そしてもう1つは、脳の血液の流れが悪くなる脳血管障害です。
脳血管障害により血流が悪くなると、雑音が発生して頭鳴りの音として感じられるというわけです。

耳の異常で起こる頭鳴りについて

頭鳴りは耳の異常が原因で起こるとも言われています。
なお原因となる耳の異常とは、耳管に炎症が起こって腫れ塞がってしまう病気、耳管炎(じかんえん)です。

耳管が塞がってしまうと空気の通りが悪くなり、耳が聞こえにくくなります。
耳の聞こえが悪くなるということは、音がうまく脳に伝わっていないということです。
その結果、頭鳴りが発生する可能性が出てくるというわけです。

耳鳴りと頭鳴りは別物か

耳鳴りと頭鳴りのメカニズムは、全く同じであるとも全く別物であるとも言えません。

なぜなら頭鳴りの原因である脳の障害も耳の障害も、耳鳴りの原因の一つだからです。

耳の器官は頭の中にあり、耳の神経は脳に直結しています。
そのためどちらかの異常はもう片方にもその影響が強く表れやすいのは確かです。
このことからも、耳鳴りと頭鳴りはきっぱりと切り離して考えない方がよいでしょう。

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